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社長メッセージ -第69期を終えて-


代表取締役社長
溝呂木 斉
今後の更なる成長に向け、先行投資を加速していきます。
2008年3月期は、先進国および新興国経済ともに安定した景気拡大を続けていましたが、米国サブプライムローン問題に端を発した世界的な信用収縮により、2007年末頃から景気の減速感が強まりました。当社が主力事業を展開している半導体市場においては、メモリ製品価格の低迷で半導体メモリメーカの収益が悪化し、設備投資抑制の動きが見られるなど、経営環境は目まぐるしく変化しました。
当社はこのような環境の中で、引き続き半導体生産に不可欠な精密加工ツール(消耗品)の需要拡大への対応をすすめるとともに、薄化やレーザ等の先端技術開発に経営資源を投入してまいりました。第3四半期の終盤以降、市況の影響によりアジア地域のサブコンを中心に投資延期などの動きも見られましたが、特にパッケージ・シンギュレーション用切断装置、シリコンウェーハ向けの研削装置において顧客の戦略的な設備投資が行われたことから、精密加工装置の売上は前年の売上を更新し、過去最高となりました。また精密加工ツールも半導体生産個数の増加に伴い過去最高の売上となりました。その結果、当連結会計年度の連結売上高は前年比で6.3%増の916億18百万円、経常利益は185億64百万円となりました。
一方、当社ではDISCO VISIONで定められた2010年におけるあるべき姿の実現に向け、高付加価値製品開発やCS(お客様満足)向上に注力しつつ、PIM(Performance Innovation Management*)活動を通じて、あらゆる業務の進化を図っています。また、今後のさらなるグローバルな市場拡大を見据え、生産体制の拡充と継続的な成長に向けた先端技術開発への積極的な経営資源投入にも努めてまいります。
2008年6月
代表取締役社長
溝呂木 斉
(*)Performance Innovation Management
ディスコの標準的なマネジメント手法の一つとして、2003年度より導入。
部署ごとにあるべき姿を基にした目標値を設定し、短い期間で目標の達成状態をチェックすることを通じ、業務プロセスの改善方法に組織全体が気づくことで進化が図られることを狙いとしている。
この手法は国内のみならず海外拠点においても導入しており、VISION実現へ向けて大きな推進力となっている。
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